種を蒔く人



耳から聞く、あれこれ。

毎日暑いけれども、皆さんにおかれましては、いかがお過ごしですか。
わたしは元気に過ごしております。
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さて、ウォークマンを買い換えたのですが、
それがめっぽう使いよい。
今までのウォークマンは、ブラジャーの中にも入るという小さいもので、
散歩しながら、入れた曲を適当に聞くというのには最適です。
しかし、目的の曲を探すためには、
膨大な曲名、あるいはアルバムの中から、ちっこいちっこい画面を頼りに、
地道にひとつずつ探していくしかない。
最初から使用目的が散歩用だったので、
それはそれで良かったのです。
なにせ小さいから、しつこいようだけど、
ウォークマンの本体をブラの中に隠し持つことができた。
新しいウォークマンは、液晶画面が少し大きくて、
大きくはないよ、ただブラの中に入れるには・・・・痛かろうというくらいの、
ええ、前のよりは少し大きいものにしました。
なぜ買い換えたかというと、オーディオブックをダウンロードして、
車を運転しながら小説を聞きたかったから。
試してみましたが、ん~これはね~、
25分という微妙な時間だと物足りなくてね、
尻切れトンボで終わってしまうんだよ。
物語が盛り上がり、だんだん気分も出てきた頃に、おしまい。
だから、長距離を運転するときとか、
長い時間身動きがとれないという状況の時に向いていますね。

耳から聞く小説というのも、
読むのとはまた違った味わいがあることを発見しましたね。
誰かが語ってくれる物語を聞く。
受け身ですけど、心地よい。
これは、自分で字が読める子供たちが、あえて親に絵本を読んでくれとせがむ、
その時のちょっと甘えた感情ににているかもしれない。
語りに耳を傾けて、頭の中を空っぽにする。
わたしが買ったのは石田衣良さんの小説でしたが、
これは考える余地ありです。
わざわざ自分で読める小説を朗読テープで聞くことないなぁ、と、
聞いてみて思ったのです。
心地よいのだけどね、ええ。
今度チャレンジしようとしているのは、
古典文学ですね。
だざいのおさむちゃんとかあくたがわりゅうちゃんの作品を、
耳から聞いてみよう。
彼らの作品は、何度かチャレンジしたけど後が続かない。
だってしんどいんだもの。
こういうものこそ、朗読テープ向きかもしれないよ。

ウォークマンを聴きながら運転するのは、
危ないからやめろと言われているのだけど、
やめられない。
だって、車のCDチェンジャーの中身は、
すっかり娘好みにセレクトされていて、
てごますだか、なんだか、若者の歌ばかりなのだもの。
乗るたびにCDを変えるのが面倒だし、
もう一個の車には、ラジオしかついてないからね。
しかしウォークマンをやめられない理由がもう一つある。
ウォークマンでピアノの曲やクラシック曲を聞くと、
音が直に耳に入ってくるから、臨場感に浸れるのです。
ピアニストが足で踏むなんて~の? あれを踏む音が入っていたり、
オーケストラの中に、咳払いが入っていたり、
気がつかなかった楽器の音色を発見したりできていいですよ。

耳から聞くって、いいな。
素敵な男性の朗読の声を聞きながら、
スーパー農道まっしぐらってわけです。
あるいは、ピアノの調べを聞きながら片側通行の信号を待つ。
おすすめです。

山田詠美さんの「放課後の音符」という小説を、
朗読の練習にと思い、読んでみたことがある。
絵本を読むときに、口が回らなくて恥ずかしいから、
ときどき声を出して手元にある本を読むのですが、
山田詠美さんの小説は、子どもにはちょっと刺激が強すぎだね。
だんだんきわどい表現が出てきて、
読んでいるわたしがこっぱずかしくなり、
途中でやめました。
そうしたら、まさか聞いていないだろうと思った子供たちが、
「え~なんでやめるのぉ~」
と言うではないか。
な~んだ、聞いていないように見えて、意外と耳はダンボしてたのね。
「ねえ聞いて」と言うときは聞いてくれないのに・・・・・。
というわけで、ウルフ・スタルクさんの「シロクマたちのダンス」を読んでいます。
寝る前とか、休日の暇があるときに、
わたしが疲れるまで読んで、続きはまたのお楽しみ。
山田詠美さんの、きわどく典雅な世界も好きだけど、
ウルフ・スタルクさんの描く少年の、正しくまっとうな悩みもいいわ。
すごくいい。
ところがね、いくら良くても、聖書の旧約聖書の部分、
特にね、列王記なんては退屈で駄目ね。味わいもへったくれもなくて、
朗読には向かないのでしたね。

テレビもゲームも禁止したいのだけど、
全面禁止は現実的じゃないのね。
わたしはいくらでも浦島太郎になれるのだけど、
家族は嫌だってさ。
いっそのこと、
現実逃避しっぱなしの竜宮城に行ってもかまわないけれどもね、
同じような亀のお誘いは家族の誰にも聞こえないらしい。
健康的ではあるね、そのほうが。
かくして、浦島太郎を諦めて現実に生きるものとしては、
いくらかでもアナログの楽しさを! と思うんだよね。
そこに、わたしの朗読の練習も兼ねれば一石二鳥ざんす。
我ながら、すごくいいことをしているような気分に浸れるし、
ささやかだけど、素敵な試みじゃないかと思っている。
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by aikannsya | 2010-07-05 04:40 | こんな本を読んでます
<< 気の小さいお猿は先を争って酔っ... PTA副会長っていうのが、実は... >>


4人の子どもたちと殿と暮らすクリスチャンです。庄内平野のはじっこから、日々の生活をレポートします。
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